概要
SCFE3920は、Virtex UltraScale+ FPGAを搭載し、耐環境仕様の3U OpenVPXタイプFPGAボードです。
パフォーマンスは、ストリーミングデータを FPGA コンピューティングリソースに直接接続し、ミッドボードの光ファイバー接続を利用する I/O によって実現されます。複数の冷却オプションで提供されるように設計された SCFE3920 は、過酷で多様な環境で高性能な動作を必要とする SWaP 重視のアプリケーションに最適です。
- 仕様
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FPGA 1x Virtex UltraScale+ 拡張サイト なし タイプ 3U VPX - 特徴
- ▮ シングルスロット 3U OpenVPX フォームファクタ
▮ OpenVPX インターフェイス準拠
▮ 独立した 2 つのシングルリンク DVI インターフェイス
▮ FPGA用 2バンクの 8 GB (1G x 64) DDR4 SDRAM
▮ デュアル 2 Gb QSPI コンフィグレーションフラッシュ
▮ ユーザーアプリケーションデータ保存のためのシングル 2 Gb QSPI フラッシュ
▮ 温度、電圧、消費電流を監視するセンサー インターフェイス
▮ セキュアJTAG
▮ 2 x 100 Gbps (8 レーン) 光 Tx/Rx (それぞれ 4 x GTY @ 28 Gbps を使用)
- ソフトウェア無線のパイオニア
- Pentek社は、1986年に米国New Jerseyで設立された高速リアルタイム記録システム、データ取得とI/O、DSP (デジタル信号処理) および SDR (ソフトウェア無線) のリーディングサプライヤです。現在はMercury Systems社のDSP部門としてMercury Systems社の製品ラインナップを拡充しています。
30年以上にわたり、多くのミリタリプログラムや商用市場で顧客の要求を満たすボードとレコーディングシステムを設計および構築しており、ラボ向けおよび耐環境の高性能COTSボードと記録システムソリューションを提供しています。Pentek社の製品は、AMC、cPCI、FMC、PCIe、PMC、XMC、VME、VPX等の各種フォームファクタのボードレベル製品とポータブル、ラックマウント、SFF(スモールフォームファクタ)の記録システムを米国内で設計・製造しています。レーダー、通信、SIGINT、ビームフォーミング、ソフトウェア無線、SATCOM市場向けに広く供給しており、長期的な製品の可用性とライフサイクルサポートを提供します。
ブロック図
スペック
▮ FPGA |
標準:AMD Virtex UltraScale+ VU9P ロジックセル:2,586K CLBフリップフロップ:2,364K CLBルックアップテーブル:1,182K Block RAM:75.9Mb Ultra RAM:270Mb DSLスライス:6,840 |