概要
PCIe8LXMCX1は、XMCモジュールをPCI Expressボードに変換するためのキャリアボードです。
本ボード上にXMCモジュールを搭載することによって、XMCモジュールを簡単にPCI Expressボードとしてお使いいただくことが可能です。PCIe8LXMCX1キャリアカードは、最大x8レーンのXMCを使用することができます。XMCとの間のPCIeレーンは、配線長とインピーダンス制御を備えたPCIe仕様に従ってルーティングされています。優れた性能のために、PCIe8LXMCX1にはXMCへの風量を増やすための2つの冷却カットアウトがあります。ファンによる空冷が必要な場合は、オプションでファンを搭載することができます。ファンの位置は1, 2の番号が付けられ、位置1はPCIeベゼルに最も近い位置に配置されています。ファンを取り付けてXMCに吹き付けるか、またはXMCから空気を引き出すことができます(オプション)。弊社で用意している豊富なXMCモジュールと一緒にご利用ください。
- 仕様
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搭載可能なモジュール 1x XMC タイプ PCIe - 特徴
- ▮ PCIe x1-x8レーンインターフェイス
▮ Gen1(2.5 Gbps)およびGen2(5 Gbps)をサポート
▮ +12Vで動作する+3.3/+5/-12V用のローカル電源
▮ 1/2レングスPCIeカード
▮ 「ゼロスロットファン」™対応
▮ Jn4/Jn6 ユーザI/Oサポート(SCSI/DINコネクタ)
▮ RoHS対応
- 高性能PCをご用意しています
- A/DボードをPCにインストールする場合、以下の事を検討する必要があります。
1.インストールスロットの物理的寸法 - ⇒ボードの奥行・高さ、隣接スロットの干渉などを検討
2.PCIeスロットの物理的レーン数 - ⇒ボードとM/Bのレーン数(x1/x4/x8/x16)を物理的・電気的に検討
3.PCIeスロットの電気的互換性(Gen1/2/3) - ⇒ボードとM/Bのパフォーマンス(Gen1/2/3)適合性を検討
4.OSとの互換性 - ⇒Windows 7/8/10, Linux, 32bit/64bitドライバとの適合性を検討
これらの検討事項を考慮した最適なPCをご用意いたします。
ラックマウントタイプやデスクトップタイプ、CPUの性能や数、メモリの容量などお客様のご要望に合わせてビルドアップいたします。また、オプションで高速RAIDドライブを追加することも可能ですので長時間の記録が必要なアプリケーションに最適です。
- MADE IN USA 【カリフォルニアのボードメーカー】
- Dynamic Engineering社は、1988年に米国カリフォルニアで設立された組込みボードソリューションの設計・製造メーカーです。
PCIe、PCI、PMC、XMC、IndustryPack、cPCI、cPCIe、PCI-104、PC104e、VME、および VPX 向けの組込みソリューションを備えた幅広い製品ラインナップがあります。製造はカリフォルニアにある最先端の自社製造施設で行われ、AS9100およびISO9001の認証を取得しています。
Dynamic Engineering社の製品には、フォームファクタを変換するためのアダプター/キャリアボードの他、SpaceWire、1553、HOTLink などの標準バスインターフェイスが含まれます。
ブロック図
スペック
XMCインタフェース | PCIe Gen.1/Gen.2 x8 lane |
ホストインタフェース | PCIe Gen.1 x8 lane |
ユーザI/O | 68pin SCSI IIコネクタ又はDIN (IDC)コネクタ |
FANオプション | FAN(1,2)R (ポジション1/2/両方) *高速オプション有 |
動作温度 | -40 ~ +85℃ |
サイズ | ハーフレングスPCIe |