概要
FMC-IO68は、34ペアの差動信号、又は68ピンのシングルエンド信号に対応したFMCタイプのデジタルIOボードです。
コネクタは汎用の68ピン VHDCI SCSIコネクタを実装しています。信号は FPGA 直結の他、オプションでレベル変換機能を実装することも可能です。
システム間、基板間インタフェースに適しています。
- 仕様
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インタフェース デジタルI/O(34ch差動又は64chシングルエンド) タイプ FMC (HPC) - 特徴
- ▮ VHDCI (SCSI-3) 68ピンコネクタ採用
▮ IO信号のレベルシフト(FPGAから直接)
▮ VITA 57.1 FPGAメザニンカード (FMC) 準拠
▮ 入出力インターフェース
▮ 68x シングルエンドI/O(または34差動ペア)
▮ 2x RS232/RS422リンク
▮ 4x +3.3V CMOS I/O
▮ 6x ダイレクトFPGAリンク
- Alpha Data製 FMC対応FPGAキャリアボード
- ADM-VPX3-7V2:FMC対応 Virtex-7 FPGAキャリアボード (3U VPX)
ADM-VPX3-9Z2:FMC+対応 Zynq UltraScale+ FPGAキャリアボード (3U VPX)
ADM-VPX3-9Z5:FMC+対応 Zynq UltraScale+ FPGAキャリアボード (3U VPX)
- FMC (ANSI/VITA 57.1) について
- FMCはFPGAデバイスに接続するI/Oメザニンモジュールの規格で、ANSI/VITA(VMEbus International Trade Association)57.1で定義されています。業界標準のVPXボードやPCI ExpressボードのFMCサイトに搭載してFPGAの入出力デバイスとして利用できます。FMCには2種類のコネクタ、Low Pin Count(LPC)とHigh Pin Count(HPC)が規定されており、LPCコネクタは、68本のユーザー定義のシングルエンド信号または34本のユーザー定義の差動ペアを提供します。HPCコネクタは、160本のユーザー定義のシングルエンド信号または80本のユーザー定義の差動ペア、更に10本のシリアルトランシーバを提供します。
- エジンバラのハイテク企業
- Alpha Data社は、1993年に英スコットランドのエジンバラで設立されました。
コンピュータ集約型アプリケーションに最先端のソリューションを提供するために設立され、同社の高度なスキルを持つエンジニアリングチームは、Xilinxの最新デバイスに基づく信頼性の高い最先端の製品を世界中のユーザに提供しています。Xilinx社とのパートナーシップにより、最新のシリコンをいち早く採用することが可能になり、ハードウェア、ソフトウェア、専門知識を提供して市場投入までの時間を短縮します。
30年以上の技術的資産とハードウェアを航空宇宙産業に提供してきた幅広い経験を持つAlpha Data社は、現在その技術的専門知識を基にスペース市場向けの耐久性と耐放射線性を備えたコンポーネントを開発しています。
ブロック図
スペック
フロントI/O | 68x Single end, 34x Differential, VHDCI 68pin SCSIコネクタ |
動作温度 | -40 ~ +85℃ |
フォームファクタ | FMC (HPC) VITA 57.1準拠 |