19”ラックマウントデータレコーダModel RTR 2742

6.4GHz A/D & D/A搭載 ワイドバンドデータレコーダ

概要

Model RTR 2742 は、6.4GHzのA/Dと6.4GHzのD/Aを搭載した超広帯域のデータ記録・再生システムです。 このシステムは、2ch, 12bit, 6.0GHz A/Dコンバータを使用して、2.4 GHz信号帯域幅を最大6GB/sのレートで連続記録することができます。 1chまたは2chのシステムとして構成でき、リアルサンプルまたは複素I/Qデジタルダウンコンバートサンプルを記録できます。再生は16bit, 6.4GHz D/Aコンバータを備え、最大1.28 GHzのアナログ信号帯域幅を再生できます。 内蔵デジタルダウンコンバータとアップコンバータは、柔軟な帯域幅と記録・再生の両方で周波数選択をすることができます。 気象レーダ、合成開口レーダ、パルスレーダ、フェーズドアレイレーダ、デジタルビームフォーミング、無線通信、ターゲット認識等の記録系に最適です。
仕様
A/Dコンバータ 6.4GHz, 12bit, 2ch
D/Aコンバータ 6.4GHz, 16bit, 2ch
帯域幅 入力:2.4GHz、出力:1.28GHz
ストレージ容量 243.3TB(Max.)
OS Windows
タイプ 19″ラックマウント
温度範囲 0 ~ +50℃
特徴
SystemFlowイメージ▮ 最大6GHzのA/D及びD/Aサンプルレート
▮ 最大2.4GHz帯域幅の広帯域信号を記録
▮ 6GB/sのリアルタイム連続記録レート
▮ 最大1.28GHz帯域幅の広帯域信号を再生
▮ 最大243TBのフロントパネルリムーバブルSSD
▮ 4U 19インチ産業用サーバーシャーシ
▮ Signal Viewer解析ツールを備えたSystemFlow GUIを提供
▮ アプリケーション開発のためのAPIライブラリ提供
TALONデータレコーダの概要プレゼンテーション(英語)

ソフトウェア無線のパイオニア
Pentek imagePentek社は、1986年に米国New Jerseyで設立された高速リアルタイム記録システム、データ取得とI/O、DSP (デジタル信号処理) および SDR (ソフトウェア無線) のリーディングサプライヤです。現在はMercury Systems社のDSP部門としてMercury Systems社の製品ラインナップを拡充しています。
30年以上にわたり、多くのミリタリプログラムや商用市場で顧客の要求を満たすボードとレコーディングシステムを設計および構築しており、ラボ向けおよび耐環境の高性能COTSボードと記録システムソリューションを提供しています。Pentek社の製品は、AMC、cPCI、FMC、PCIe、PMC、XMC、VME、VPX等の各種フォームファクタのボードレベル製品とポータブル、ラックマウント、SFF(スモールフォームファクタ)の記録システムを米国内で設計・製造しています。レーダー、通信、SIGINT、ビームフォーミング、ソフトウェア無線、SATCOM市場向けに広く供給しており、長期的な製品の可用性とライフサイクルサポートを提供します。
関連商品

スペック

OS Windows
CPUとメモリ Intel Core i7, 8GB DDR
ストレージ容量 7.6TB / 15.3TB / 30.7TB / 61TB / 122.8TB / 243.3TB SSD
RAIDレベル 0 / 5 / 6 (オプション選択)
アナログ入力 2ch, SSMC, +1dBm
A/Dコンバータ 6.0GHz (Max.), 12bit
アナログ出力 2ch, SSMC, +5dBm
D/Aコンバータ 6.0GHz (Max.), 16bit
動作温度 0 ~ +50℃
保存温度 -40 ~ +85℃
湿度 5 ~ 95% *結露なきこと
振動 10~20Hz: 0.02inch peak, 20~500Hz: 1.4g peak acceleration
衝撃 15G max. (11msec, half sine wave)
電源 100~240VAC, 50/60 Hz, 500W max.
サイズ 4Uラックマウント (48.3W x 66.0D x 17.8H cm)

 

データシート

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