概要
Model 8256は、SOSAに準拠した3U VPXボード開発用シャーシです。
PENTEK社のRFSoCベースの「Quartzシリーズ」FPGAボードを使用したアプリケーション開発に最適です。このシャーシはElma Electronics社及びCrossfield Technologies社と協力してSOSA技術標準に準拠するように設計されています。PENTEK社のRFSoCボードを、Concurrect Technologies社のCPUボードやInterface Concept社の40GbイーサネットスイッチなどのSOSA準拠ボードと統合することができます。バックプレーンは、最大4枚のModel 5550又は5553 RFSoCボード、Model 5503同期ボード、CPUボード、イーサネットスイッチボード、及びタイミングボード用のスロットを提供します。また、VITA 46.11準拠のマネジメントコントローラも備えています。
強制空冷によりコンダクションクールボードをサポートするように設計されていますので、コンダクションクールボードを使用して開発を行うことができます。
- 仕様
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対応ボード 3U VPX スロット 8 冷却方法 エアクール タイプ 6U 19″ラックマウント - 特徴
- ▮ 8スロットの3U VPXボードをサポート
▮ 6U 19インチラックマウント、奥行17インチシャーシ
▮ SOSA技術標準に準拠
▮ Pentek社のModel 5550/5553 RFSoC製品向け開発プラットフォーム
▮ リアパネルRF及び光接続オプション
- ソフトウェア無線のパイオニア
- Pentek社は、1986年に米国New Jerseyで設立された高速リアルタイム記録システム、データ取得とI/O、DSP (デジタル信号処理) および SDR (ソフトウェア無線) のリーディングサプライヤです。現在はMercury Systems社のDSP部門としてMercury Systems社の製品ラインナップを拡充しています。
30年以上にわたり、多くのミリタリプログラムや商用市場で顧客の要求を満たすボードとレコーディングシステムを設計および構築しており、ラボ向けおよび耐環境の高性能COTSボードと記録システムソリューションを提供しています。Pentek社の製品は、AMC、cPCI、FMC、PCIe、PMC、XMC、VME、VPX等の各種フォームファクタのボードレベル製品とポータブル、ラックマウント、SFF(スモールフォームファクタ)の記録システムを米国内で設計・製造しています。レーダー、通信、SIGINT、ビームフォーミング、ソフトウェア無線、SATCOM市場向けに広く供給しており、長期的な製品の可用性とライフサイクルサポートを提供します。
- アプリケーション
- AE61:SOSA:組込みミリタリ電子システムの将来の方向性
ブロック図
スペック
バス | VPX |
スロット数 | 8スロット |
対応ボード | 3U VPX |
動作温度 | 0 ~ +50℃ |
保存温度 | -40 ~ +85℃ |
湿度 | 5 ~ 95% *結露なきこと |
電源 | 100VAC, 60Hz |
サイズ | 6Uラックマウント |