概要
FMC-PLUS-QSFP-DDは、3つのQSFP-DDケージを搭載したFMC+ I/Oモジュールです。各ケージは、最大28Gbpsの8レーン双方向高速シリアルチャネルをサポートし、ブレークアウトケーブルまたは光モジュールを備えた2x100GEまたは8x10GEなどの標準プロトコルのサポートを可能にします。 最大通信帯域幅は6x100GE接続をサポートしますが、これは接続されたホストボードFPGAの機能とお客様の通信プロトコルIPに依存します。FMC-PLUS-QSFP-DDはVITA57.4に電気的に準拠しています。
- 仕様
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インタフェース 3ch QSFP-DD タイプ FMC+ - 特徴
- ▮ 最大3つのQSFP-DDケージを備えたFMC I/Oモジュール
▮ 各QSFP-DDは8レーンフルデュプレックスをサポート
▮ FMC+規格(VITA 57.4)に準拠
- Alpha Data製 FMC対応FPGAキャリアボード
- ADM-VPX3-7V2:FMC対応 Virtex-7 FPGAキャリアボード (3U VPX)
ADM-VPX3-9Z2:FMC+対応 Zynq UltraScale+ FPGAキャリアボード (3U VPX)
ADM-VPX3-9Z5:FMC+対応 Zynq UltraScale+ FPGAキャリアボード (3U VPX)
- FMC (ANSI/VITA 57.1) について
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FMCはFPGAデバイスに接続するI/Oメザニンモジュールの規格で、ANSI/VITA(VMEbus International Trade Association)57.1で定義されています。業界標準のVPXボードやPCI ExpressボードのFMCサイトに搭載してFPGAの入出力デバイスとして利用できます。FMCには2種類のコネクタ、Low Pin Count(LPC)とHigh Pin Count(HPC)が規定されており、LPCコネクタは、68本のユーザー定義のシングルエンド信号または34本のユーザー定義の差動ペアを提供します。HPCコネクタは、160本のユーザー定義のシングルエンド信号または80本のユーザー定義の差動ペア、更に10本のシリアルトランシーバを提供します。
- エジンバラのハイテク企業
- Alpha Data社は、1993年に英スコットランドのエジンバラで設立されました。
コンピュータ集約型アプリケーションに最先端のソリューションを提供するために設立され、同社の高度なスキルを持つエンジニアリングチームは、Xilinxの最新デバイスに基づく信頼性の高い最先端の製品を世界中のユーザに提供しています。Xilinx社とのパートナーシップにより、最新のシリコンをいち早く採用することが可能になり、ハードウェア、ソフトウェア、専門知識を提供して市場投入までの時間を短縮します。
30年以上の技術的資産とハードウェアを航空宇宙産業に提供してきた幅広い経験を持つAlpha Data社は、現在その技術的専門知識を基にスペース市場向けの耐久性と耐放射線性を備えたコンポーネントを開発しています。
ブロック図
スペック
フロントI/O | 3x QSFP-DD (ケージのみ) |
動作温度 | 0 ~ +55℃ |
フォームファクタ | FMC+ VITA 57.4準拠 |