ADM-VPX3-9Z5は打ち上げ振動試験に合格しました

2022年10月14日

Alpha Data社の最新のSystem on a Module (SoM)であるADM-VPX3-9Z5 FPGAボードは、Science and Technology Facilities Council (STFC)のHiggs Innovation Centreで打ち上げ振動試験に合格しました。

 

launch vibration testing

このボードは、NASAのGSFC-STD-7000A規格に準拠してテストされており、地球低軌道打ち上げに特有の振動条件や、その他大気中の厳しい展開環境を超える環境でテストされ、そのような状況にさらされた後も完全に機能し続けることを確認しました。

このテストは、20~2000Hzの3軸すべてで最大14.1Grmsの認定プロファイルで実行され、0.16 g^2/Hzでピークに達し、10.0 Grmsの受け入れレベル、および 0.1 g^2/HzのVITA 47仕様を超えています。各軸のサイン共振スイープも、環境振動試験後に共振に変化がないことを確認しました。

この新しい委員会の認定は、NASA JPLとのパートナーシップであるEMITプロジェクトの成功に続くものです。ADM-VPX3-9Z5を既製の宇宙対応高性能電子機器に登録することで、Alpha Data社は宇宙アプリケーションにおける専門知識を拡大します。

Texas Instruments社とのコラボレーションにより、ADM-VPX3-9Z5はMil-temp Enhanced Plasticコンポーネントを備えており、最低-55℃から最高125℃の温度をサポートし、ザイリンクスの防衛グレード Zynq UltraScale+ XQZU19EG FPGAと同様に、デジタル信号処理を高速化します。
また、シングルイベント効果 (SEE) を軽減するためのLVAUXモードに準拠したADM-VPX3-9Z5は、過酷な環境で要求の厳しいアプリケーションに最適です。

☞ 製品情報はこちら:ADM-VPX3-9Z5

 

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