概要
16AI32SSAは、200kHz 16bit 32ch のADコンバータを搭載した PMCタイプのA/Dボードです。
各チャンネルごとに最大200kSPSのレートで最大32の入力チャンネルを同時にAD変換しデジタル化します。各入力チャネルには専用の16ビットADCを搭載しており、16ビットのADデータは1 MBのFIFOバッファを介してPCIバスに転送できます。32ビットローカルデータパスは、完全なD32ローカルバスデータパッキングをサポートしています。66MHzのPCIサポートによりスループットを向上します。入力は、2, 4, 8, 16または31/32チャンネルのグループでADサンプリングできます。任意の単一チャネルを連続的にADサンプリングすることができ、ADサンプリングクロックは、内部ジェネレータから、またはソフトウェアまたは外部ハードウェアから生成することができます。入力レンジはソフトウエアで±2.5V、±1.25V、±0.625Vの範囲で選択でき、オプションで最大±10Vの範囲を選択できます。すべての動作パラメータはソフトウェアで設定可能です。
コンダクションクール耐環境仕様モデルとなっており、航空機等へ搭載して使用することが可能です。
- 仕様
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A/Dコンバータ 200KHz, 16bit, 32ch ドライバ Windows, Linux タイプ PMC - 特徴
- ▮ 16bit 32ch 200KSPS アナログ差動入力
▮ コンダクションクールまたは空冷をサポート
▮ P4を介したリアパネルI/O
▮ 2つのGNDピンを備えた31chの差動チャネル、または25chの差動チャネルと共通の反転入力と同期およびクロックI/Oを備えた7chの疑似差動チャネルで構成される32chとして工場構成可能
▮ すべての入力は同時サンプリング。最小データスキュー
▮ ADサンプリングレートはチャネルあたり200KSPS(6.4MSPS集約レート)
▮ 32bit 66MHz/33MHz PCIサポート
▮ ローカルデータパッキングによるスループット容量の増加
▮ 連続、バースト、およびシングルサンプルクロッキングモード
▮ 入力範囲:±2.5V, ±1.25V, ±0.625V(ソフトウェア選択可能)
▮ マルチボード用のハードウェア同期I/O
▮ 1MB FIFOデータバッファ。パックデータモードで512Kサンプル
▮ 2チャンネルDMAエンジン
▮ 内部レートジェネレータ、ソフトウェアトリガ、または外部制御されたサンプリング
▮ オートキャリブレーション内蔵
▮ PMCフォームファクタ
- MADE IN USA 【航空宇宙産業都市Huntsvilleの組込みボードプロバイダ】
- General Standards社は、1990年に米アラバマ州Huntsvilleで設立された組込み市場向けのI/Oボードプロバイダです。PMC、PCI、VME、PC/104、cPCI などのさまざまなフォームファクタで、最高性能のアナログI/O、デジタルI/O、およびシリアルI/O 製品を開発および製造しています。
General Standards社の製品は、防衛産業、航空宇宙、民間企業、研究所、大学などさまざまな分野で広く利用されており、ラボユーズの温度環境から過酷な温度環境までサポートすることができます。
ブロック図
スペック
▮アナログ入力 | |
コネクタ | PMC I/O |
入力帯域幅 | DC-250kHz (typical) |
入力レンジ | ±2.5V, ±1.25V, ±0.625V Option: ±10V, ±5V, ±2.5V |
入力インピーダンス | Low Range-set (±2.5V): 150KΩ High Range-set (±10V): 600KΩ |
コモンモード除去 | 60dB typical, DC-50kHz |
クロストーク除去 | 85dB typical, DC-50kHz |
▮A/Dコンバータ | |
チャンネル数 | 31ch差動又は20ch差動&12ch擬似差動 (インバート入力共有), P4コネクタ使用 |
分解能 | 16bit |
サンプリングレート | 200kSPS |
▮環境条件 | |
動作温度 | 0 ~ +65℃ (温度拡張: -40~+80℃) |
保存温度 | -40 ~ +85℃ |
相対湿度 | 80% *結露なきこと |
▮フォームファクタ | |
PMC (Conduction Cool) |