概要
24DSI6C500Kは、500kHz 24bit 6ch ΔΣ(デルタ・シグマ) 方式のADコンバータを搭載した A/Dボードです。
6chのアナログ入力リソースを最大500KSPSでADサンプリングしデジタルデータに変換します。このボードは、簡単な高精度電圧測定から複雑なオーディオ信号や波形解析まで幅広いアプリケーションに最適です。6chのアナログ入力チャンネルにはそれぞれローパス・イメージフィルタとデルタ・シグマA/Dコンバータが実装されており、固有のアンチエイリアスフィルタとローパス・フィルタ機能を備えています。セルフテストおよび自動キャリブレーションをサポートするために、すべてのチャネルに内部電圧リファレンスを適用することができます。ゲインおよびオフセットのトリミングは、オートキャリブレーション中に決定された補正値を適用することによって実行されます。線形位相デジタルアンチエイリアシング・フィルタは帯域外信号を除去し、ローパス・フィルタはデジタルフィルタの高調波画像に含まれる干渉信号を除去します。
ご利用になるハードウェア環境に合わせて、PCIe、PCI、PMC、3U cPCI、PC104の各フォームファクタが選べます。
- 仕様
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A/Dコンバータ 500KHz, 24bit, 6ch(ΔΣ型) ドライバ Windows, Linux タイプ PMC / PCI / cPCI / PCIe / PC104-Plus - 特徴
- ▮ 24bit ADコンバータ、6ch差動アナログ入力
▮ 100~500KSPS ADサンプリングレート(ソフトウェア選択可能)
▮ 入力レンジ:±6V固定 (±10V, ±5V, ±2.5Vオプションはお問い合わせください)
▮ デルタシグマ入力変換により、アンチエイリアスフィルタリングの必要性を最小限に抑える
▮ 256Kサンプルのアナログ入力FIFOバッファメモリ搭載
▮ 連続およびバースト(ワンショット)サンプリングモード
▮ 内部または外部クロックソース選択
▮ マルチボード同期をサポート
▮ アナログ入力の内部オフセットとゲインのオートキャリブレーション
▮ フロントパネルLEDインジケータ(ソフトウェア制御)
▮ 8ビットの双方向デジタルTTLポート
▮ フロントパネルシステムI/O接続
▮ 32bit, 66MHz PCIサポート
- MADE IN USA 【航空宇宙産業都市Huntsvilleの組込みボードプロバイダ】
- General Standards社は、1990年に米アラバマ州Huntsvilleで設立された組込み市場向けのI/Oボードプロバイダです。PMC、PCI、VME、PC/104、cPCI などのさまざまなフォームファクタで、最高性能のアナログI/O、デジタルI/O、およびシリアルI/O 製品を開発および製造しています。
General Standards社の製品は、防衛産業、航空宇宙、民間企業、研究所、大学などさまざまな分野で広く利用されており、ラボユーズの温度環境から過酷な温度環境までサポートすることができます。
ブロック図
スペック
▮アナログ入力 | |
コネクタ | 68pin 0.05″サブミニチュアメタルコネクタ |
入力レンジ | ±6V 固定 |
入力インピーダンス | 1MΩ |
コモンモード除去 | 62dB to 15kHz on ±6Vレンジ |
▮A/Dコンバータ | |
チャンネル数 | 6ch 差動 (4ch, 2chオプションあり) |
分解能 | 24bit Delta-Sigma |
サンプリングレート | 10~500KSPS |
▮環境条件 | |
動作温度 | 0 ~ +70℃ |
保存温度 | -40 ~ +85℃ |
相対湿度 | 95% *結露なきこと |
▮フォームファクタ | |
PMC / PCI / cPCI / PCIe / PC104-Plus |