A/DボードADQ35-WB

10GHz 高速A/Dボード広帯域9GHzサポート (PCIe)

概要

ADQ35-WBは、10GHz 12bit 1ch (又は5GHz 12bit 2ch)のサンプリングレートで最大9GHzのアナログ入力帯域幅を備えた広帯域の高速A/Dボードです。 オンボード Xilinx Kintex Ultrascale KU115 FPGA を搭載した ADQ35-WB は、カスタムのリアルタイム デジタル信号処理 (DSP) に十分なリソースを提供します。さらに、最大 14 Gbyte/s の速度でピアツーピア ストリーミングをサポートし、GPU、CPU、または SSD への効率的なデータ転送を可能にします。標準添付されているGUIソフト「Digitizer Studio」を使い、簡単にAD信号をキャプチャしたりFFTを行う事が出来ます。オンボードでFPGAを搭載しており「FPGA Development Kit」を使いユーザプログラムが可能です。ソフトウェアは、アプリケーションプログラミングインターフェイス(API)とC/C++用のドライバーなどを含むソフトウェア開発キット(SDK)が付属しています。 LIDAR、ビーム位置モニター、高エネルギー物理科学等のアプリケーションに最適です。
仕様
A/Dコンバータ 10GHz, 12bit, 1ch / 5GHz, 12bit, 2ch
周波数帯域 9.0GHz
ドライバ Windows, Linux
タイプ PCIe
特徴
▮ 2ch/1chアナログ入力チャンネル(ソフトウェア選択)
▮ シングルチャンネルモードで10GSPSのサンプリングレート
▮ デュアルチャンネルモードで5GSPSのサンプリングレート
▮ アナログ入力帯域幅 9GHz
▮ 12bit分解能
▮ GPU又はCPUへの連続データ転送速度14GB/s
▮ 2x 外部トリガー
▮ 汎用入出力(GPIO)
▮ リアルタイム信号処理用のオープンFPGA
▮ GPUへの連続ストリーミング用の10bitデータ圧縮
▮ 計測・解析 GUIソフトウェア『Digitizer Studio』を付属しており、簡単に使用が可能
▮ WindowsとLinuxをサポート
▮ PCIe Gen3 x16フォームファクタ
▮ 平均化ファームウェア(FWATD)オプション
▮ パルス解析ファームウェア(FWPD)オプション
ハイテク技術立国スウェーデンのボードサプライヤ
Teledyne SP Devices imageTeledyne SP Devices社は、業界をリードするデータ取得および信号発生器を設計・製造するハイテク技術立国スウェーデンのボードメーカーです。特許取得済みのキャリブレーションロジック、最新のA/Dコンバータ、FPGAテクノロジを利用して、比類のない高いサンプリングレートと分解能の組み合わせを実現しています。製品は、さまざまなアプリケーション固有の機能と組み込みのリアルタイム信号処理機能を備えています。これにより、お客様はパフォーマンスのボトルネックを克服し、市場投入までの時間を短縮し、幅広いアプリケーション分野でシステムレベルの利点を提供できます。Teledyne SP Devices社製品は、分析機器、リモートセンシング、科学機器、医療画像処理などさまざまな業界で採用されています。
Teledyne Technologies社の計測器部門の一部として、SP Devices社はその技術アクセス、エンジニアリングの卓越性、および重要なノウハウを拡大し、それによって高性能ボードおよびシステムレベルソリューションの世界をリードする長期的サプライヤーとしての地位を強化しています。

 

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スペック

▮アナログ入力
カップリング DC (50Ω)
帯域幅 2.5GHz
コネクタ SMA
▮A/D
チャンネル数 1ch / 2ch
分解能 12bit
サンプリングレート 10GSPS / 5GSPS
▮クロック
内部クロックリファレンス 10MHz
内部クロックジェネレータ 10000MHz (1ch mode) / 5000MHz (2ch mode)
クロックリファレンス入力 10MHz
クロックリファレンス出力 10MHz
コネクタ SMA
▮メモリ
タイプ SDRAM
サイズ 8GB
▮フォームファクタ
PCI Express Gen3, x16
▮環境条件
動作温度 0 ~ +55℃
▮OS
Windows, Linux

データシート

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