概要
16AO64Cは、500kHz 16bit 64ch のDAコンバータを搭載した D/Aボードです。
PCIeフォームファクタで同時に64chの出力チャネルを提供する高精度16ビットD/Aボードです。アナログ出力は、DAチャネルあたり最大500 KSPSのレートでDAサンプリング可能で、256KサンプルのFIFOデータバッファによってサポートされています。連続モードとバーストクロッキングモードの両方がサポートされており、出力電圧レンジはソフトウェアで±10Vまたは±5Vを選択できます。または任意に0~+10Vまたは0~+5Vとすることもできます。クロッキングおよびトリガレートは、内部レートジェネレータ、または外部クロックおよびトリガソースから得られ、複数のボードの同期動作をサポートします。オプションの出力切断機能が装備されている場合、ソフトウェア制御下でシステムI/Oコネクタから出力を切断することができます。
- 仕様
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D/Aコンバータ 500KHz, 16bit, 64ch ドライバ Windows, Linux タイプ PCIe - 特徴
- ▮ 64chシングルエンドまたは32ch差動アナログ出力チャネル
▮ DA同時サンプリング出力
▮ 500KSPS DAサンプリングレート
▮ アナログ信号出力レンジ:±10V, ±5V(オプションで0~+10Vまたは0~+5V)
▮ オプションの出力切断機能は複数ボードの冗長性をサポートし、オートキャリブレーション中の出力を排除
▮ リモートの接地検知入力により、接地間電位の影響を最小限に抑える
▮ Block-Mode及びDemand-ModeのDMAトランザクションをサポート
▮ 256KサンプルのDA出力データFIFOバッファ。オープンまたはクローズ(サーキュラー)として構成可能
▮ エミュレートされたシーケンシャル出力もサポートする同時出力クロッキング
▮ マルチボード同期サポート
▮ 連続およびトリガーバースト出力モードは、シームレスな波形シーケンスをサポート
▮ 内部または外部で制御されるデータクロッキングレート
▮ オンデマンドオートキャリブレーション内蔵
▮ PCI Express x1サポート
▮ PCI、cPCI、PC104-Plus、PMC、PCIX、cPCIXなど、その他フォームファクターにつきましてはお問い合わせください
- ブレイクアウトインタフェースモジュール(オプション)
- 信号の入出力用としてブレイクアウトインタフェースモジュールを提供しています。高密度コネクタと高品質のバネ式端子ブロックにより、コンパクトで信頼性の高い信号入出力が可能です。標準の DINレール固定具に取り付けることができます。端子ブロックは 18-26 AWGワイヤを接続できます。ケーブルを作成する前の試験用として最適です。
- MADE IN USA 【航空宇宙産業都市Huntsvilleの組込みボードプロバイダ】
- General Standards社は、1990年に米アラバマ州Huntsvilleで設立された組込み市場向けのI/Oボードプロバイダです。PMC、PCI、VME、PC/104、cPCI などのさまざまなフォームファクタで、最高性能のアナログI/O、デジタルI/O、およびシリアルI/O 製品を開発および製造しています。
General Standards社の製品は、防衛産業、航空宇宙、民間企業、研究所、大学などさまざまな分野で広く利用されており、ラボユーズの温度環境から過酷な温度環境までサポートすることができます。
ブロック図
スペック
▮アナログ出力 | |
コネクタ | 80pin 0.05″デュアルリボンソケット |
出力レンジ | ±10V, ±5V, オプション: 0 ~ +10V, 0 ~ +5V |
帯域幅 | 10kHz, 100kHz, >200kHz (No Filter option) |
クロストーク除去 | 90 dB min., DC-100kHz |
▮D/Aコンバータ | |
チャンネル数 | 64chシングルエンド (32chオプションあり) |
分解能 | 16bit |
コネクタ | 80pin 0.05″デュアルリボンソケット |
サンプリングレート | 0 ~ 500KSPS (同時サンプル) |
▮環境条件 | |
動作温度 | 0 ~ +70℃ (温度拡張: -40~+80℃) |
保存温度 | -40 ~ +85℃ |
▮フォームファクタ | |
PCI Express |