概要
PMC-SoftDAC-xxFは、32ch 16bit 500kHz の DAコンバータを搭載した PMCタイプのD/Aボードです。
このD/Aボードは、500 KSPSのDAサンプリングレートで連続波形を出力することができます。ステートマシンは、1MワードのFIFOバッファからDAデータを出力します。バッファ空間は、ステートマシンによって更新されたチャネルによってのみ使用されます。すなわち、16チャネルだけがFIFOを使用する場合、それぞれのチャネルは約64kサンプルを有します。FIFOへの書き込みはDMAアクセスをサポートし、ボードへの高速転送を可能にします。オンボードステートマシンは、データがFIFOに入力されると、FIFO内のデータをプロセッサの介入無く連続で繰り返し出力することができます。
温度拡張仕様も用意されており、航空機等への搭載も可能です。
- 仕様
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D/Aコンバータ 500KHz, 16bit, 32ch タイプ PMC - 特徴
- ▮ 2 µSのセトリングタイム、0~5Vのレンジ
▮ 6種類のプログラムマブル出力レンジ
▮ 最大30mAの出力ドライブ
▮ ユニポーラ:0~5V, 0~10V
▮ バイポーラモード:±5V, ±10V, ±2.5V, –2.5~7.5V, ±10 mA連続、±30 mA最大
▮ インダストリアル温度範囲での1LSB最大DNLおよびINL
▮ 500 KSPSスループット
▮ 0Vへのパワーオンリセット
▮ 設定ファイルのフラッシュRAM
▮ 4x ユーザーデジタルI/O、(TTLレベル、出力:48 mAシンク、12 mAソース)
- MADE IN USA 【アリゾナの組込みボードサプライヤ】
- Alphi Technology社は、1988年に米国アリゾナ州Tempeにて設立された組込みシステム向けのI/Oソリューションサプライヤです。
Alphi社の製品は、DSP、FPGA、SCADA、MIL-STD-1553B、ARINC-429、データ収集、ネットワーキング、シリアル、組み込みコントローラ、デジタルサーボコントロール、およびPowerPCベースのプロセッサボードなど様々な機能を、CompactPCI、PMC、XMC、PCI、Mini-PCI、PCIe-Mini、M.2、VMEBus、Industry Packモジュールなどのフォームファクタで提供することができます。また、カスタムインテグレーションや古いシステムを維持するための製造中止ボードの互換品設計など独自の技術で柔軟に対応します。
ブロック図
スペック
▮アナログ出力 | |
出力レンジ | ユニポーラ: 0V~5V, 0V~10V バイポーラ: ±5V, ±10V, ±2.5V, -2.5V~7.5V |
▮D/Aコンバータ | |
チャンネル数 | 32ch Max. |
サンプリングレート | 500KHz (=2μsセトリング時間) |
オンボードバッファ | 1M Word (FIFO) |
▮ホストインタフェース | |
PCI bus 32bit, 33/66MHz | |
▮環境条件 | |
動作温度 | 0 ~ +55℃ (温度拡張: -40~+85℃) |
保存温度 | -55 ~ +95℃ |
高度 | 0 ~ 10,000 ft |
振動 | 0.5G RMS, 20~2000Hz rand |
衝撃 | 20G, 11ms, 1/2 sine |
▮フォームファクタ | |
PMC |