A/D & D/A 搭載 FPGAボードADM-XRC-9R1
4GHz A/D & 6.4GHz D/A 搭載 Zync UltraScale+ RFSoC FPGAボード (XMC)
概要
ADM-XRC-9R1 は、Zync UltraScale+ RFSoC (4GHz AD & 6.4GHz DA内蔵) を搭載した XMCタイプの FPGA ボードです。
8chの4GSPS ADコンバータ及び8chの6.5GSPS DAコンバータ (5GHz AD & 10GHz DAも選択可）をRFSoCチップに内蔵しています。また、Zync UltraScale+ FPGA はユーザプログラム可能で、ユーザロジックをインプリメントすることが可能です。更に、ARM CPUコアを内蔵していますのでボード単体でシステムとして完結することができます。
ソフトウェアドライバとして Windows, Linux が用意されており、レーダ・画像処理・ソフトウェア無線機・5Gアプリケーションに最適です。
- 仕様
-
A/Dコンバータ 4GHz, 12bit, 8ch D/Aコンバータ 6.4GHz, 14bit, 8ch FPGA 1x Zynq UltraScale+ RFSoC ドライバ Windows, Linux タイプ XMC 温度範囲 -40 ～ +70℃（*コンダクションクール版） - 特徴
- ▮ Xilinx Zynq UltraScale+ RFSoCデバイス搭載
▮ 8ch 12ビット4/5 GSPS ADC内蔵
▮ 8ch 14ビット6.5/10 GSPS DAC内蔵
▮ USB経由でアクセス可能なオンボードマイクロコントローラ内蔵
▮ 4x ARM®Cortex™-A53 MPCore™-1.5 GHz搭載
▮ 2x ARM®Cortex™-R5 MPCore™-533 MHz搭載
▮ 8x SD-FECコア（ZU28/ZU48のみ）
▮ PCIe Gen3 x8インタフェース
- エジンバラのハイテク企業
Alpha Data社は、1993年に英スコットランドのエジンバラで設立されました。
コンピュータ集約型アプリケーションに最先端のソリューションを提供するために設立され、同社の高度なスキルを持つエンジニアリングチームは、Xilinxの最新デバイスに基づく信頼性の高い最先端の製品を世界中のユーザに提供しています。Xilinx社とのパートナーシップにより、最新のシリコンをいち早く採用することが可能になり、ハードウェア、ソフトウェア、専門知識を提供して市場投入までの時間を短縮します。
30年以上の技術的資産とハードウェアを航空宇宙産業に提供してきた幅広い経験を持つAlpha Data社は、現在その技術的専門知識を基にスペース市場向けの耐久性と耐放射線性を備えたコンポーネントを開発しています。
- ADM-XRC-9R1の概要
ブロック図
スペック
| アナログ入出力 | トランスフォーマ結合, CMMマイクロコネクタ |
| A/Dコンバータ (FPGAに内蔵) | 4/5GSPS, 12bit, 8ch |
| D/Aコンバータ (FPGAに内蔵) | 6.5/10GSPS, 14bit, 8ch |
| FPGA | Zync UltraScale+: XCZU27DR-2 |
| ARMコア (FPGAに内蔵) | 4x ARM Cortex-A53 MPCore, 2x ARM Cortex-R5 MPCore |
| ホストインタフェース | PCI Express Gen2 x4(P5), PCI Express Gen3 x8(P6) |
| メモリ | 16Gb DDR4 SDRAM, Configuration 512Mbit FLASH |
| フォームファクタ | XMC |
| ソフトウェア | Windows, Linuxドライバ |
| 動作温度 | -40 ~ +70℃ |
| 保存温度 | -55 ~ +100℃ |
| 湿度 | 95% *結露なきこと |
| ※コンダクションクール版あり | |
