SDR無線信号処理装置PicoSDR 4×4

6GHz RFトランシーバ搭載 4x4 SDR無線信号処理装置

概要

PicoSDR 4x4は、6GHzのRFトランシーバを搭載し、4chの送受信に対応したSDR無線信号処理装置です。 ハーフラックサイズに、RF、A/D & D/A & FPGA を組み込んでおり、1000Base-T で PC からの制御が可能です。入出力チャンネルは Tx/Rx各4chを実装しており、FPGAは Xilinx Virtex-6 を搭載しています。また オプションで CPU ボードを組み込むことができますので、ユニット単体でシステムを完結させることも可能です。FPGA開発は MATLAB/Simulink によるモデルベースデザイン(MBDK)をサポートしており、特にMIMOの研究や通信アルゴリズムの開発に最適です。
仕様
RF入出力 4ch, 70MHz~6GHz
帯域幅 56MHz
FPGA 1x Virtex-6
タイプ ボックス
特徴
▮ 4×4チャンネルを完全に同期
▮ Matlab SimulinkおよびXilinx System Generator(モデルベースデザイン)と完全に統合
▮ AD9361 RF周波数LSI搭載(RFIC)
▮ 最大6 GHzおよび56 MHz BWで定義されたソフトウェア
▮ GNUラジオサポート
▮ 小型フォームファクタ:215 x 48 x 290 mm
▮ 組込みLinux PC:外部コンピューターからリモートで接続、又はスタンドアロンで実行可能
▮ Gigabit Ethernet、PCI Express、VITA-49 Radio Transport Protocol(VRT)を備えたプラグアンドプレイ
▮ 低レイテンシ(75 µsラウンドトリップ)および高速(10 Gbps)PCIeインターフェイス
▮ QAM64 OFDMリファレンスデザイン(詳細はお問い合わせください。)
MBDK(モデルベースデザインキット)
MBDKの図▮ MathworksのSimulinkインターフェイスとXilinxのSystem Generatorを組み合わせることにより、VHDL/Verilogの知識がなくてもFPGAイメージを作成できます。
▮ I/Oインタフェースのプログラミング、FPGA制約の調整、ドライバーのデバッグなど、お客様が付加価値の低いタスクに費やす時間を大幅に削減します。
▮ ホストシミュレーションツールを提供し、シミュレーション内での実際のI/O統合、ステップバイステップのFPGAファブリックデザインの移行、FPGAからホストへの簡単な相互作用、データロギングなどを可能にします。
▮ 記録/再生、ホストI/O制御、データストリーミングライブラリなどのツールを提供します。
ソフトウェア無線のソリューションプロバイダ
Nutaq imageNutaq社は、1983年にカナダのQuebecに設立されたワイヤレス、スマートビジョン、科学および防衛市場向けのデジタル信号処理ボード、システムおよび設計サービスを提供するソフトウェア無線システムのマーケットリーダーです。
高度に洗練されたデジタル信号処理ボードとシステムを幅広く提供し、完全な製品(ターンキーシステム) を提供します。ソフトウェア無線 (SDR)、5G Massive MIMO、CRAN、HetNet、IoTなど次世代のワイヤレス規格と科学および防衛市場向けのパッシブレーダーや医療用画像処理など、さまざまな分野でイノベーションを促進しています。何十年にもわたるデジタル信号処理 (DSP) の専門知識を活用して、ラピッドプロトタイピング、テスト、および検証ソリューションを開発および提供することで、Nutaq社は5Gの進化に専念するパイオニアとしての地位を確立しています。
関連商品

スペック

RF帯域 70MHz ~ 6GHz
帯域幅 56MHz (Max.)
入出力チャンネル数 Tx/Rx:4ch/4ch
FPGA Xilinx Virtex-6
エンベデッドPC (オプション) Intel Core i7
ホストインタフェース 1x Gigabit Ethernet
ソフトウェア モデルベースデザイン: MBDK
VHDLデザイン: BSDK
ドライバ: Windows, Linux

 

データシート

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