概要
TitanMIMO-6は、5G マルチユーザ Massive MIMO の研究用 SDR無線信号処理装置です。
Rx/Tx各8chのユニットを複数台使用して最大256×256のMassive MIMOをスケーラブルに実現することができます。信号帯域幅は最大で 56MHz、高速なユニット間通信により、データ転送のボトルネック無しにシステムを構築することが可能です。位相キャリブレーションで全チャンネルの位相を同期します。
5G Massive MIMO の開発用だけでなく、多チャネルの RF信号送受信、FPGA による計測、テストシステムにも適しています。
- 仕様
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RF入出力周波数 70MHz~6GHz 帯域幅 56MHz Massive MIMO 256 x 256ch (最大) タイプ ボックス - 特徴
- ▮ 5GマルチユーザーMassive MIMOテストベッドに使用可能です
▮ 最大1000アンテナで最大250 MHz帯域幅でリアルタイム処理サポート
▮ TDDと相互キャリブレーションを含む(基本的なFDDサポート)
▮ 厳密なタイミング同期と位相調整
▮ MU-MIMO検出とプリコーディング(最短のターンアラウンドタイム)
▮ 5G波形のプロトタイプを作成し、実環境での伝播検証が可能
▮ 相互運用シナリオ検証
▮ 分析チャネルモデルの開発と検証
▮ 外部ミリ波フロントエンドとのインターフェース
- ソフトウェア無線のソリューションプロバイダ
- Nutaq社は、1983年にカナダのQuebecに設立されたワイヤレス、スマートビジョン、科学および防衛市場向けのデジタル信号処理ボード、システムおよび設計サービスを提供するソフトウェア無線システムのマーケットリーダーです。
高度に洗練されたデジタル信号処理ボードとシステムを幅広く提供し、完全な製品(ターンキーシステム) を提供します。ソフトウェア無線 (SDR)、5G Massive MIMO、CRAN、HetNet、IoTなど次世代のワイヤレス規格と科学および防衛市場向けのパッシブレーダーや医療用画像処理など、さまざまな分野でイノベーションを促進しています。何十年にもわたるデジタル信号処理 (DSP) の専門知識を活用して、ラピッドプロトタイピング、テスト、および検証ソリューションを開発および提供することで、Nutaq社は5Gの進化に専念するパイオニアとしての地位を確立しています。
ブロック図
スペック
RF周波数帯 | 70MHz ~ 6GHz |
帯域幅 | 56MHz (Max.) |
CH数 | 16ch, 32ch, 64ch, 128ch選択 |
FPGA | Xilinx Virtex-6 x2,x4,x8,x16選択 |
ネットワーク | GigE x2 |
位相同期 | 全RFチャンネル同期 (キャリブレーション必要) |
ユニット間接続 | Aurora 4x |