RF計測器SKY-DAQ-M8131A
超広帯域幅[6.5GHz] RF計測器(高速カスタムレコーダとシステム化で長時間・高速記録(20GB/s)を実現)
概要
SKY-DAQ-M8131Aは、Keysight社デジタイザM8131Aを組み合わせた広帯域幅のRF計測器です。
RF入力帯域はDC~6.5GHz(※オプションによる)をサポートしており、6.5GHzまでの信号をサンプリングしてまるごと記録することが可能です。ソフトウェアはデータ取得用のGUIソフトウェアを添付しており、またKeysight社の89600 VSAソフトウェアも利用することができますので容易に信号解析を行うことができます。5G通信解析や広帯域無線、衛星通信、レーダなどの用途にご利用いただけます。
- 仕様
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RF周波数レンジ DC~6.5GHz 取込帯域幅 6.5GHz(Max.) ストレージ容量 128TB OS Windows タイプ デスクトップ(ラックマウントオプションあり) - 特徴
- ▮ RF周波数:DC~6.5GHzをサポート
▮ 取込帯域幅:6.5GHzで長時間の連続記録が可能です
▮ 専用のソフトウェアで簡単に操作することができます
▮ キーサイト社の信号解析ソフト「89600VSAソフトウェア」を利用可能
▮ 最新の超高速光インタフェースODI(Optical Data Interface)を採用
▮ キーサイト社AWG「M8121A」オプションを追加することで記録データの再生出力が可能
- 超広帯域幅:6.5GHzを連続記録
- SKY-DAQ-M8131AはKeysight製デジタイザ「M8131A」で高速サンプリングしたデジタルデータを、20GB/sのデータレートで超高速記録することにより広帯域のRF信号を長時間取得することができます。
- 長時間・高速記録の優位性
- M8131Aに搭載されている取得メモリは2GBに制限されており、非常に短時間のRF信号取得に限られています。MISHオリジナルのカスタムレコーダを組み合わせ、システム化することで長時間のリアルタイム記録を実現することが可能です。
- 超高速光インタフェース:ODI(Optical Data Interface)
- Keysight, Conduant, Samtec, Guzikの4社が開発した超高速光インタフェース(Optical Data Interface)規格で、現在はAXIeコンソーシアムとVITAの業界団体により承認され標準規格となっています。簡単なプラグケーブル(MPO)を介して機器間を(電気的ではなく)光学的な通信で接続し、最大20GB/s(160Gbps)、ポート集約により最大80GB/s(640Gbps)の通信速度を実現します。物理レイヤにはInterakenプロトコルを利用。
SKY-DAQ-M8131Aは超高速の光インタフェース(ODI)を採用しており最大20GByte/sでの連続記録を実現しています。
- 記録システムのスペシャリスト
- Conduant社は、1996年にアメリカColoradoで設立されたリアルタイムの長時間デジタルレコーディングおよびプレイバックシステムを設計・製造している記録システムの専業メーカーです。
大量の高速データが生成される環境 (電波天文学、ビデオイメージング、レーダー、電波監視など) では、Conduant社製品はエラーのない記録と再生に優れています。 汎用データストレージ製品とは異なり、Conduant社の製品は、業界で比類のない、信頼性の高い持続的な性能を保証します。Conduant社のシステムは、科学研究、軍事、計測用途向けに設計されており、最も要求の厳しいデータ記録のニーズを満たすために、ソリューションを増やし続けています。また、温度、衝撃、振動などの極端な環境条件を必要とするクライアントのパフォーマンスを向上させるカスタム設計およびエンジニアリング サービスも提供しています。
ブロック図
スペック
RF周波数レンジ | DC ~ 6.5GHz |
取得帯域幅 | 6.5GHz (Max.) |
データインタフェース | ODI (Optical Data Interface) |
ストレージ容量 | 128TB (Max.) |
ストレージメディア | M.2 SSD |
記録時間 | 約1時間46分 |
OS | Windows 10 Professional |
ソフトウェア | データ取得GUIソフトウェア |
計測器オプション | M8121A AWG |
オプション | Keysight「89600VSAソフトウェア」 |
電源 | 100-240VAC (50/60Hz) |
動作温度 | +10 ~ +35℃ |
タイプ | デスクトップ (ラックマウント可) |