概要
Model RTR 2750 は、最大16chの250MHz A/Dを搭載したマルチチャンネルデータレコーダです。
16chの独立した入力チャンネルの位相コヒーレント記録。 各入力チャネルには、250 MHz 16bit A/D と、2 ~ 65536 のプログラム可能なデシメーションを備えた FPGAベースのデジタル ダウンコンバータが含まれており、最大 100 MHz の帯域幅で RF 信号をキャプチャする機能を提供します。AC または DC 結合入力チャンネルのオプションを使用し、最大 700 MHz の周波数の RF 信号をサンプリングし、最大 8 GB/秒の持続的な総記録速度でリアルタイムにディスクにストリーミングできます。OSはWindowsに対応しており専用のGUIが付属していますので、その日から直ぐにデータを取得することができます。
気象レーダ、合成開口レーダ、パルスレーダ、フェーズドアレイレーダ、デジタルビームフォーミング、無線通信、ターゲット認識等の記録系に最適です。
- 仕様
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A/Dコンバータ 250MHz, 16bit, 16ch 帯域幅 100MHz ストレージ容量 243.3TB OS Windows タイプ 19″ ラックマウント 温度範囲 0 ~ +50℃ - 特徴
- ▮ 16ch, 250MHz, 16bit A/Dコンバータ搭載
▮ 2~65536の範囲で設定可能なDDC間引き率
▮ 個別構成可能なDDCチューニング周波数
▮ RF周波数を700MHzまで記録可能
▮ 100MHzまでの帯域幅で信号を記録可能
▮ 8GB/sのリアルタイム記録レート
▮ 4U 19インチの頑丈なラックマウントPCサーバーシャーシ
▮ Windowsワークステーションと高性能Intel Core i7プロセッサー搭載
▮ フロントパネルのリムーバブルSSDドライブ
▮ 最大243TBのSSD RAIDストレージ
▮ 0/5/6のRAIDレベルサポート
▮ SystemFlow GUI計測パネルにより直感的な操作が可能
▮ オプションのGPS時間と位置のスタンプ
- SystemFlow GUIソフトウェア操作説明ビデオ
- TALONデータレコーダの概要プレゼンテーション(英語)
- ソフトウェア無線のパイオニア
- Pentek社は、1986年に米国New Jerseyで設立された高速リアルタイム記録システム、データ取得とI/O、DSP (デジタル信号処理) および SDR (ソフトウェア無線) のリーディングサプライヤです。現在はMercury Systems社のDSP部門としてMercury Systems社の製品ラインナップを拡充しています。
30年以上にわたり、多くのミリタリプログラムや商用市場で顧客の要求を満たすボードとレコーディングシステムを設計および構築しており、ラボ向けおよび耐環境の高性能COTSボードと記録システムソリューションを提供しています。Pentek社の製品は、AMC、cPCI、FMC、PCIe、PMC、XMC、VME、VPX等の各種フォームファクタのボードレベル製品とポータブル、ラックマウント、SFF(スモールフォームファクタ)の記録システムを米国内で設計・製造しています。レーダー、通信、SIGINT、ビームフォーミング、ソフトウェア無線、SATCOM市場向けに広く供給しており、長期的な製品の可用性とライフサイクルサポートを提供します。
ブロック図
スペック
OS | Windows |
CPUとメモリ | Intel Core i7, 8GB DDR |
ストレージ容量 | 15.3TB / 30.7TB / 243.3TB SSD |
RAIDレベル | 0 / 5 / 6 (オプション選択) |
入力コネクタとレベル | MMCX, +4dBm |
A/Dサンプリングレート | 10MHz ~ 250MHz |
DDCデシメーション範囲 | 2 ~ 65536 |
動作温度 | 0 ~ +50℃ |
保存温度 | -40 ~ +85℃ |
湿度 | 5 ~ 95% *結露なきこと |
振動 | 10~20Hz: 0.02inch peak, 20~500Hz: 1.4g peak acceleration |
衝撃 | 15G max. (11msec, half sine wave) |
電源 | 100~240VAC, 50/60Hz, 500W max. |
サイズ | 4Uラックマウント (48.3W x 53.3D x 17.8H cm) |