概要
ADM-VB630は、Space 2.0向けのAMD Versal AI Edge XQRVE2302 Adaptable SoCを搭載した3U Space VPX プラットフォームです。
このFPGAプロセッサカードは、160mmまたは220mmの奥行きのSpace VPXフォームファクタで提供され、Teledyne e2vの宇宙グレードDDR4メモリモジュールと、TIおよびEPC Spaceと共同開発した完全耐放射線コア電源を搭載しています。このプラットフォームは、LEOアプリケーションなど、放射線曝露またはミッション期間が制限されるSpace 2.0レベルのミッションに適したコンポーネントを搭載できるように設計されています。/DEVバージョンは開発目的で、商用/非飛行コンポーネントが搭載されています。完全耐放射線バージョンと宇宙飛行バージョンもご用意しています(詳細はお問い合わせください)。
- 仕様
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FPGA 1x Versal AI EDGE 拡張サイト なし タイプ 3U Space VPX 温度範囲 0 ~ +55℃ - 特徴
- ▮ 完全な耐放射線性リファレンスデザイン
▮ Space 2.0 向けVersal VE2302 SoC
▮ TI の SEPグレード部品と EPC Space の GaN FET を使用した、完全な放射線耐性を備えたリファレンス電源
▮ 3U Space VPX フォームファクター (奥行き 160mmまたは220mm)
▮ P1インターフェイス経由の 8x 16G HSSIO
▮ Teledyne e2v スペースグレード DDR4 メモリ
▮ 耐放射線ウォッチドッグ
- エジンバラのハイテク企業
Alpha Data社は、1993年に英スコットランドのエジンバラで設立されました。
コンピュータ集約型アプリケーションに最先端のソリューションを提供するために設立され、同社の高度なスキルを持つエンジニアリングチームは、Xilinxの最新デバイスに基づく信頼性の高い最先端の製品を世界中のユーザに提供しています。Xilinx社とのパートナーシップにより、最新のシリコンをいち早く採用することが可能になり、ハードウェア、ソフトウェア、専門知識を提供して市場投入までの時間を短縮します。
30年以上の技術的資産とハードウェアを航空宇宙産業に提供してきた幅広い経験を持つAlpha Data社は、現在その技術的専門知識を基にスペース市場向けの耐久性と耐放射線性を備えたコンポーネントを開発しています。
ブロック図
スペック
▮ デバイス | AMD Versal AI EDGE XCVE2302-1MSESFVA784 (開発用モデル) XQRVE2302-1MSBVSVA784 (フライトモデル) |
▮ オンボードメモリ | 1x 8GB (1G@72bit wide) DDR4 SDRAM |
▮ コンフィグレーションメモリ | QSPI MRAM or Flash – on daughter module 2Gb Flash Memory |
▮ I/Oインタフェース | VPX P0 I2C: I2C for System Monitor inside Versal VPX P1 HSSIO: 8x HSSIO up to 16G: for 10/40G Ethernet; SpaceFibre; PCIe; JESD204; Aurora; HSDP etc. VPX P1 SpaceWire: 2x SpaceWire Interfaces VPX P1 MIO: 16 MIO pins for RTM Ethernet PHY or general purpose I/O (GPIO) VPX P2 GPIO: 72 Custom GPIO breakout to backplane (2.5V or 3.3V) |
▮ 動作温度 | 0 ~ +55℃ (AC0) |
▮ フォームファクタ | 3U Space VPX (160mm deep or 220mm deep heat sink) |