概要
SKY-DAQ-Cobraは、キーサイト社製M8100シリーズ専用の計測器用データレコーダです。
M8100シリーズに備わる高速光入出力インターフェースであるODI (Optical Data Interface)に対応しています。20GB/s (160Gbps) での機器間通信を実現しています。
5G通信や衛星通信、防衛や航空システムでの研究用途に最適です。
- 仕様
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入力インタフェース ODI規格(Optical Data Interface) 記録レート 20GB/s(最大) ストレージ容量 192TB OS Windows タイプ 4Uラックマウント - 特徴
- ▮ キーサイト社製M8100シリーズ専用の高速データレコーダ
▮ M8100シリーズの高速光I/OインターフェースであるODI (Optical Data Interface) に対応
▮ 20GB/s (160Gbps) での機器間通信をサポート
▮ 最大容量192TBのNVME SSDを搭載可能
▮ 5G通信や衛星通信、防衛や航空システムでの研究用途に最適
▮ 接続可能なキーサイト計測器:
◦ M8131A:2ch 32GS/s (4ch 16GS/s) 10bitデジタイザ
◦ M8132A:Virtex UltraScale デジタル信号処理プロセッサ
◦ M8121A:1ch 12GS/s (2ch 8GS/s) 12bit/14bitジェネレータ
▮ 4U 19インチラックマウントタイプ
- 超高速光インタフェース:ODI(Optical Data Interface)
- Keysight, Conduant, Samtec, Guzikの4社が開発した超高速光インタフェース(Optical Data Interface)規格で、現在はAXIeコンソーシアムとVITAの業界団体により承認され標準規格となっています。簡単なプラグケーブル(MPO)を介して機器間を(電気的ではなく)光学的な通信で接続し、最大20GB/s(160Gbps)、ポート集約により最大80GB/s(640Gbps)の通信速度を実現します。物理レイヤにはInterakenプロトコルを利用。
SKY-DAQ-Cobraは超高速の光インタフェース(ODI)を採用しており最大20GByte/sでの連続記録を実現しています。
- 記録システムのスペシャリスト
- Conduant社は、1996年にアメリカColoradoで設立されたリアルタイムの長時間デジタルレコーディングおよびプレイバックシステムを設計・製造している記録システムの専業メーカーです。
大量の高速データが生成される環境 (電波天文学、ビデオイメージング、レーダー、電波監視など) では、Conduant社製品はエラーのない記録と再生に優れています。 汎用データストレージ製品とは異なり、Conduant社の製品は、業界で比類のない、信頼性の高い持続的な性能を保証します。Conduant社のシステムは、科学研究、軍事、計測用途向けに設計されており、最も要求の厳しいデータ記録のニーズを満たすために、ソリューションを増やし続けています。また、温度、衝撃、振動などの極端な環境条件を必要とするクライアントのパフォーマンスを向上させるカスタム設計およびエンジニアリング サービスも提供しています。
ブロック図
スペック
入力インタフェース | Optical Data Interface (ODI規格) |
記録データレート | 20GB/s (最大) |
ストレージ容量 | 192TB |
記録メディア | NVME SSD |
ディスクコントローラ | Cobra PXIe |
OS | Windows 10 Professional |
CPU | Intel Core i7 |
電源 | 100~240VAC (50/60Hz) |
動作温度 | +5 ~ +50℃ (*温度拡張につきましてはご相談ください) |
サイズ | 444(W) x 194.8(H) x 466(D) mm |