概要
SKY-DAQ-D/N9000は、キーサイト社製N9000シリーズ シグナル・アナライザ専用の計測器用データレコーダです。
記録容量は最大48TBを搭載する事ができます。 Digital Bus出力ポートからのIQデータをリアルタイムで記録します。OSはWindows 10に対応しています。
レーダや広帯域無線信号の記録アプリケーションに最適です。
- 仕様
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入力インタフェース LVDS 32bit 記録レート 1.2GB/s(最大) ストレージ容量 48TB OS Windows タイプ デスクトップ、ラックマウント、ポータブル - 特徴
- ▮ キーサイト社製N9000シリーズ専用の高速データレコーダ
▮ リアルタイム取込帯域幅最大255MHzをサポート
▮ N9000シリーズのWideband Digital Bus (32bit LVDS) 出力に対応
▮ 最大容量48TBのSSDを搭載可能
▮ キーサイト社の信号解析ソフト「89600VSAソフトウェア」を利用可能
▮ 大量のデータを分割するデータスプリット機能やイベントを自動検出するイベントサーチ機能(オプション)
▮ 接続可能なキーサイト計測器:
N9040B:UXAシグナルアナライザ, N9030B:PXAシグナルアナライザ
▮ デスクトップ、ラックマウント、ポータブルタイプを選択可能
- データスプリット機能とイベントサーチ機能
- キーサイト社の信号解析ソフト「89600VSA」との連携に適したオリジナル機能を搭載しました。
SKY-DAQ-D/N9000は、キーサイト社製シグナル・アナライザから出力されるIQデータを、長時間連続記録します。記録したデータは、キーサイト社の信号解析ソフト”89600VSA”等を利用して解析が可能です。そこで、信号解析をより効率的に行える下記の機能を実装しました。
▮ データスプリット機能
記録時、ファイルは固定サイズ(2GBなど)に分割して保存します。
▮ イベントサーチ機能
大量に保存されるファイルの中で、条件に合致するファイルを自動で検出します。
ターゲットとする周波数帯域と信号レベルを設定しますと、その範囲に出現する信号の有無をファイル毎に検証します。適合すれば、そのファイルを自動でリストアップしますので、信号解析ソフトを利用して効率よく解析ができます。(各ファイル毎にFFT解析を行い、設定したイベントとのマッチングを行うことでファイルを検出します)
- 関連資料
- ▪ 新製品カタログ2021
▪ 新製品カタログ2022
▪ 新製品カタログ2023
ブロック図
スペック
入力インタフェース | LVDS 32bit |
記録データレート | 1.2GB/s (最大) |
ストレージ容量 | 48TB (255MHz帯域幅で約11.1時間) |
OS | Windows 10 Professional |
CPU | Intel Xeon E5-2640 |
GUIソフトウェア | 89600VSA/WLAソフトウェア連携, データスプリット機能 |
電源 | 100~240VAC (50/60Hz) |
動作温度 | +10 ~ +35℃ |
オプション | イベントサーチ機能 |
サイズ | 424(H) x 193(W) x 525.3(D) mm (*デスクトップタイプ) |