概要
Model RTR 2757 は、100Gb Ethernetインタフェースを搭載したデータレコーダです。
Mercury の Quartz 製品は、最大 8 つの高速 A/D コンバータからデータをストリーミングするための 100 ギガビット イーサネット インターフェイスを提供します。 RTR 2757 は、これらのストリームのうちの 4 つからデジタル化されたデータを 100 ギガビット/秒のレートでリアルタイムにキャプチャするように設計されています。 最大 122 TB のリムーバブル ソリッド ステート ストレージを備えた RTR 2757 は、何時間ものマルチチャンネル広帯域信号録音を提供します。OSはWindowsに対応しており専用のGUIが付属していますので、その日から直ぐにデータを取得することができます。気象レーダ、合成開口レーダ、パルスレーダ、フェーズドアレイレーダ、デジタルビームフォーミング、無線通信、ターゲット認識等の記録系に最適です。
- 仕様
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入出力インタフェース 100Gb Ethernet ストレージ容量 122TB OS Windows タイプ 19″ラックマウント 温度範囲 0 ~ +50℃ - 特徴
- ▮ Quartz RFSoC製品の100GigEポートからのデータキャプチャ用に設計
▮ MPOトランシーバを備えたQSFP28ポート
▮ 最大12.5GB/s (100Gbps)のリアルタイム記録レート
▮ リムーバブルソリッドステートストレージ(最大122 TB)
▮ 最大4TBのDDR4 SDRAMを搭載
▮ 4U 19インチ インダストリアルサーバーシャーシ
▮ 最大4つの独立したUDPストリームをサポート
▮ SystemFlowソフトウェアGUIとSignal Viewer分析ツール
- Quartz (RFSoC) 製品からのレコーディング
- Model RTR 2757はQuartz (RFSoC) 製品と接続し、各4chのA/Dデジタルデータをリアルタイムに記録することができます。
- SystemFlow GUIソフトウェア操作説明ビデオ
- TALONデータレコーダの概要プレゼンテーション(英語)
- ソフトウェア無線のパイオニア
- Pentek社は、1986年に米国New Jerseyで設立された高速リアルタイム記録システム、データ取得とI/O、DSP (デジタル信号処理) および SDR (ソフトウェア無線) のリーディングサプライヤです。現在はMercury Systems社のDSP部門としてMercury Systems社の製品ラインナップを拡充しています。
30年以上にわたり、多くのミリタリプログラムや商用市場で顧客の要求を満たすボードとレコーディングシステムを設計および構築しており、ラボ向けおよび耐環境の高性能COTSボードと記録システムソリューションを提供しています。Pentek社の製品は、AMC、cPCI、FMC、PCIe、PMC、XMC、VME、VPX等の各種フォームファクタのボードレベル製品とポータブル、ラックマウント、SFF(スモールフォームファクタ)の記録システムを米国内で設計・製造しています。レーダー、通信、SIGINT、ビームフォーミング、ソフトウェア無線、SATCOM市場向けに広く供給しており、長期的な製品の可用性とライフサイクルサポートを提供します。
- 関連資料
- ▪ 新製品カタログ2021
ブロック図
スペック
OS | Windows |
CPUとメモリ | Intel Xeon Gold, 最大4TB DDR4 |
ストレージ容量 | 122TB (Max.) |
記録メディア | NVMe U.2 SSD |
RAIDレベル | 0 / 5 |
入出力コネクタ | QSFP28 MPO |
入出力ポート | 1ポート |
動作温度 | 0 ~ +50℃ |
保存温度 | -40 ~ +85℃ |
湿度 | 5 ~ 95% *結露なきこと |
衝撃 | 15G Max. |
振動 | 10~20Hz: 0.02inch peak, 20~500Hz: 1.4g peak acceleration |
電源 | 100~240VAC, 50/60Hz, 500W max. |
サイズ | 4Uラックマウント (43.0W x 563.7D x 17.6H cm) |